2012年8月26日日曜日

最後の海

今朝も真っ青な空に照りつける陽射し。
休日の快晴は得した気分♪
明日は松本市なので本日はこの夏最後の海へ。


直江津海岸到着は午後4時。
海水浴客はまばら、
威勢のいい浜茶屋呼び込みのアンちゃんもいない。
泳ぐ者より眺める者が多い。
しょうがないのでしばらくBeer飲みながら海を眺める。

朝9:30に家を出たのにこの時刻。
寄り道多すぎなんだね。


今朝の躓きは三才駅。
10:44発の列車で向かうつもりが...
乗り遅れ。
次の列車まで1時間もあるとなれば、
自転車で走るしかない。

三才駅前で記念撮影の家族を尻目に出発!


ずいぶん歳の離れたカップルだな~
と思ったら駅員さんだった。
三歳児に制帽お貸ししてるのね。

なんせ乗り遅れを挽回しなきゃならない(汗)
豊野→牟礼→信濃町を爆走、
県境まで1時間半の記録達成!
そのまま一路、妙高高原駅へ向かう。

昨日の信濃毎日新聞の妙高市ひまわり畑の記事を見て、
場所も調べずここまでやってきた。
駅前の観光案内へ汗まみれで入る。

おっ!?
二人の職員さんのうちのお若い女性が対応してくれた。
カウンター越しからわざわざ出てきてくれて懇切丁寧に地図を示してくれる。
おじさん照れるな。汗臭いし。

妙高山をバックに記念撮影にも応じてくれたのだが、
さすがにブログ掲載は控えておくことにする。

それによると、
さらに日本海方面へ向かい、
国道18号からやや妙高山を駆け上る模様。

ややウキウキな気分♪でペダルも軽やか。
妙高大橋。
大きな谷間を隔てた絶景橋。



なんだかね~、好きなんだよね。橋が。
かつて会社の後輩と南信の絶景橋のど真中でクルマを止めて
その絶景を楽しんだことがあるのだが、
ついつい、
「ここから飛んだら生きてはいねーよな」
と普段より低めの声色で呟いたところ、
隣で景色を見ていた後輩が三歩後ろずさった。
以来、酒の席では必ず、
「いやー、あの橋から飛び降りるかと思った(汗)」
と心底怯える始末なのだ。

話は逸れたが、
妙高大橋を渡りまもなく農産物直売所「とまと」に辿り着く。


どうやらこの一帯はトマトの名産地。
こりゃ、トマト好きにはたまらん♪


真っ赤なトマトにトウモロコシもたっぷり!
オマケに安い!
行きの道中でトマト買うわけにいかず断念。

「とまと」を左に曲がり、
妙高山麓をイッキに駆け上がる。
MTBのガイジンさんが息を切らせて登坂を瞬時に抜き去る。
どうやら観光案内を出てから普段以上のパワーが出ている気がする。

妙高山麓は雲が多めで陽が射したり翳ったり。
越後富士の異名のまま、
長~い傾斜が延々と続く。
「お花畑プロジェクト」会場へ。
大洞原という場所には民家もチラホラ。


バックに妙高山があるはず?
残念ながら雲に覆われてしまった。
ヒマワリはいいね♪
一度でいいから観衆の代わりに
満面のヒマワリの前でライブ演ってみたい。


あ、その隣にこんなの咲いてました。


数人の観光客も訪れていた。
そろそろ枯れ始めているヒマワリも目に付く。
ヒマワリ軍vsフヨウ軍が対峙しているみたい。

国道18号へ戻り、とまとで昼ごはん。
なんと!?
この食堂が満員御礼ではないか!
どうやら近所のおじさんおばさんが大挙やってくるらしい。

さらに北上し、
松ヶ峰で国道を離れ、
家族連れで賑わうサンシャインランドを横目に
週末ゴルフを楽しむ紳士も横目に
演習中で戦車の大砲ブッ放す自衛隊も横目に
日本曹達の工場から二本木駅前の商店街?を突っ切る。

ここまで来ると陽射しが強まり、
木陰で休憩の必要を感じる。
かなりツッ走ってきた。


誰も来ない、クルマも通らない。
ただ蝉の鳴き声だけ。
田んぼの蒼さが鮮やかな昼下がり。


これほどの天気、
グズグズしちゃ居られない。
日本海まで30km。

県境からはほとんど下り坂。
二本木から新井へ入る。
市街地は信号が厄介。
平均速度25km/h狙いなのに。

新井から直江津までは西側山裾ルート。
クルマは少なく、いくらか涼しい。
見渡す限りの田んぼから北陸新幹線新駅が望める。
かなり駅舎が出来てきた。


駅舎の姿が完成に近づく頃、
この田んぼも開発の波に飲まれてしまうのか?
それにしても直江津から20kmも離れた新幹線駅って遠すぎる...

高田インター入り口からは春日山へ通じる4車線道路へ。
ここは思いっきり信号に足止めくらう(汗)

しばらく走ると、「毘」の字のノボリが多数。
そうだった、
謙信公祭なのか。今日は。

上越市の英雄、上杉謙信を祭る謙信公祭。
なんてったって小学校の校歌には必ず謙信公。
この祭りの盛り上がり方ハンパない。

今夜がメインイベントの川中島合戦かな?
イベント会場へ足を向けてみる。


すでに合戦ムード満点の祭り会場。
春日山の麓の空き地に席割りのロープ。
そう、夜に行われる川中島合戦は見物客でごった返す。

甲冑を纏った上杉軍と武田軍が入り乱れて、
川中島合戦を再現するメインイベント。
ご丁寧にナレーションが入り、
最後の一騎打ちで最高潮を迎える。

こういうのは本場川中島でやってもらわないと。


午後3時から見物客が押し寄せている。
見物人もなぜか腰に長いモノを帯びている。
その気に成り過ぎでやや恐怖を感じる。


こっちのネーちゃんはナギナタ持ってる!?
ミラで乗り付けてナギナタ担いで降りてくる姿。
クールだ...

と、
目を別の人物に向けると、
うら若いオネーちゃんが刀で人を斬る練習してる!

人斬りの素振りを終えて鞘に収め、颯爽と立ち去るカノジョ。

これが噂の歴女なのか?
それにしても恐るべき成り切り振り。
彼らはどこから見ても合戦やりに来てる。
カメラを向けたら斬られるんじゃないかと思った。


てワケで寄り道多数。
ようやく直江津海岸に辿り着く。
今年の海も最後かな...
海の想い出は楽しいことばかりだ。


帰りは直江津駅から輪行。
北長野駅の到着時は真っ暗。


今日も楽しい一日だったなあ。

明日は天皇杯アルウィン!!


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