2012年8月14日火曜日

山歩き?

県庁の背後にそびえる旭山。
長野市街地から最も近い山。
受験生が合格祈願で訪れることで知られる。

今日のターゲットはこの山。
と言っても30分もあれば山頂へ到達してしまうから
トレッキングというよりも軽い山歩き。

結果から言ってしまうと、
頂上へ登れたのかよくわからない(笑)
木立が高くて眼下の市街地が見えなかったもので。

まあ、やってることは思いつきでちゅーっくらいなので、
ある程度の「やった!」感が得られれば良し。

山王から裾花川を渡り、平柴団地の急坂を登るところから始まる。
裾花川から急激に登りに至るあたりは、
下界から見上げたままのイメージ。

まったく山なんぞに登る気はないままに家を出発したため、
装備は脆弱、服装は軽薄、
行ける所までKharmaで登るコンセプトなので、
平柴台の住人の皆様には、
必死で自転車漕ぐ、変わったオヤジ。
と、目に映ったことでしょう。

まずは急坂を1kmほど登ると、夏目ヶ原浄水場に到達。
市街地からも旭山中腹に見える一帯。
しかし、ビックリなのは民家の多いこと。
こんな山の上に。

裾花川の水を濾過してるらしいよ。
排水池棟にはサカナちゃんの絵。
まったく周囲にマッチしてない(汗) 

排水池棟の背後が旭山。
棟の向こう側には民家が所狭しと建っている。

 浄水場に併設して公園があるのだが、
ベンチ数脚にモニュメントの噴水があるだけ。
なんとも残念な公園であった。
かろうじて植木だけは立派であった。


さて、まだKharmaで行ける!と踏んだ行程、
クルマ一台がやっと通れる程の道を登る。
民家は帰省した家族を迎えているのかどことなく賑やかだ。
そう、
迎え盆だというのに俺は何をやってるんだ...

最近、いたるところでブログの主と看破されてしまい、
他愛も無い殴り書きで生活の一部を露呈しているので
非常にこっ恥ずかしいのだが、
世間様に迷惑のない範囲で
人生の縮図をネットに遺す使命を全うしてみたい。



さすがに急坂を登りきれず、
徒歩に切り替える。
Kharmaは山道の脇に捨て置く。


誰もいない。
セミの声、ただただセミの声。

この写真の先から鬱蒼と木々が生い茂る急坂。
推定標高600mといったところか。
旭山は標高約800m。

暑さと急坂の疲れが一気に増す。
休みたいがそのような場所は無い。
自動販売機が恋しくなる。
が、ひたすら頂上を目指す。

おかしい...
あるはずの公園や展望台がない...
展望台どころか鬱蒼と茂る木立で景色どころではない。
さては道程を見誤ったか...

多分、
おそらく頂上付近という地点で断念。
木と草しかないので写真も撮らず。
下山に踏み切る。

帰りの足取りは速い。


一気に駐車地点まで下り、
Kharmaの無事も確認。

あらためて景色を眺めると長野駅や県庁の雄姿が至近距離だ。
すぐ手の届きそうなほど。


時刻は15時。
暑さも盛りである。
ここ、平柴台も贅沢な土地だ。
毎日この景色を眺めることができるなんて。

パノラマ撮影で雰囲気をお伝えする。ケットラのご夫婦も写ってしまったかな。(左隅)

りんごも青々と育ってきた。

平柴台団地の坂道。長野市にこんな風景もあるんだな。

トレッキングと言うにはあまりにお粗末、
計画性ゼロの山の徘徊を終えた。
なにはともあれ自販機探しだ。

行き着いた場所は権堂アーケード街。
古びた映画館の前にご丁寧に休憩所が。
行き交う人々も興味深げに映画館を見てるものだ。
思い起こせば権堂には4つの映画館が存在した。
それぞれ特色のある映画館。
東映から排出される人々は圧倒的に中年オヤジ。
ザ・ヤクザを観終えたオヤジは皆、肩で風切る成りきりよう。
今は無き昭和浪漫だね。

たったひとつ残った長野ロキシー。
「電送人間」上映中。
こりゃまたレトロな映画を。
上映が終了したのか?
観客が吐き出されてくる。
が、わずか数人!?

思わず入場してみたくなった。


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