信州ブレイブウォリアーズ。
本拠地を千曲市に置く、bjリーグ参戦バスケクラブ。
学生の時分はバスケ部だったので、
サッカーよりもこちらに深入りすべきかもしれん。
が...
やはりAC長野のおかげさまですな。
サッカーの魅力は格別。
さて、
昨日は最高入場者数2,500人OVER!
今日はホワイトリングでの二日目。
前日惜しくも千葉ジェッツに敗れたものの続々と駐車場が埋まり始める。
二階席当日券(2,300円)を購入してフードコートで信州牛バーガー。
これは南長野を凌駕している!
しかしなにしろ寒い屋外は買い並ぶ列もマバラ。
思ったほどの広さがないホワイトリング内。
まん丸な建物をぐるっと通路が外円を描く。
ゲートを入るとグッズ販売やキャラクターなどが多数待ち構える。
スポンサーの名前を彫り込んだボール。
観客をもてなすための努力をしっかりしてるなという印象。
会場内へ入ると正直ドギモ抜かれた。
円形のホワイトリングの構造を生かした演出の数々。
コートにはスポンサーロゴ、
回転するウォリアーズロゴのスポットライト、
そしてぶったまげたのは音響設備だ。
コートの両脇にビデを組み上げたデカいスピーカー。
レゲエやラップの低音が響く。
会場全体がハデ!相当な設営だなこりゃ!
まるでホワイトリングが「未知との遭遇」じゃないかっ。
サッカーでは
サポーターの力でダンマクやらビッグフラッグかざすのだが、
軽々とやってのけるbjリーグ恐るべし!
この日のゲームは真昼間の13:10開始なのだが、
照明効果で開始前の期待感最高潮に。
「魅せる演出」がなんと上手いことか。
コートのスポンサー企業ロゴは南長野でも見慣れた企業名が。
同じスポンサーでもこれだけ演出されたら価値が上がるなあ。
これは見習わないと。
選手入場。
このシーンだけ見ても「カッコイイ!」のだ。
まさにスポーツエンターテインメント!
最上階から見渡す会場はまるで宇宙船。
「未知との遭遇」にこんなシーンがあったぞ。
五輪のマークが厳粛な雰囲気を醸す。
国歌斉唱の後、ゲーム開始。
対戦相手の千葉ジェッツとは今月4度目の対決。
0勝3敗で昨日も惨敗であったが...
2mを超す巨人選手が走る飛ぶ姿は圧巻!
bjリーグは10分のクォーターが4回。
プレー時間は実質40分間。
1と2クォーターが前半、
3と4クォーターが後半。
20分間のハーフタイム。
興行として試合前とハーフタイムにショーを実施。
サッカーの半分もプレー時間がないのに2,300円。
1階席ならば2,800円だ。
決して安くは無いチケットだが、
この日のホワイトリングはなんと、
3,110人!!
昨日の同会場で達成した最高記録を更新!
オマケにNHKで中継までやってる。
長野の民は実は熱いのか!?
会場では南長野で見る顔も散見。
サッカーとバスケの観客は競合するなどとんでもない。
シーズンがダブらないこともあって、
立派に両立できるのである。
bjで熱くなったブースターがサッカーへ。
サッカーのサポーターがブースターとなる。
そしてさらに新たなサポーター・ブースターが増える。
AC長野も「演り方」をよく考えるべきだ。
他のbjクラブもプロ野球、Jリーグと協定している事実。
信濃グランセローズ、信州ブレイブウォリアーズ、AC長野パルセイロ。
3クラブは善光寺平を本拠地とする。
共闘するには最適な相手だ。
互いに異なるファンがいる。
異なるチーム文化がある。
信州BWの第四クォーターでは観客が全員起立する。
最初のゴールが決まるまで立って応援するのだ。
口惜しくもこの日も千葉ジェッツに完敗。
遂にシーズン1勝もできなかった相手。
信州ブレイブウォリアーズは泥沼8連敗中。
千葉の速攻と華麗なパスワークに翻弄され、
ささいなミスでチャンスを潰し、
リバウンドのことごとくを献上。
残念ながら、3,110人の観衆に勝利を届けることはできなかった。
しかし、この日、
着実に伸張するクラブの意気込みを感じることができた。
一緒に...共に苦難を乗り越えて行きたいチームだった。