2012年5月2日水曜日

1,May,2012

ある日、と言っても寒い時期の話だが、
南長野運動公園にサッカー観戦に出かけた日のこと。
みぞれがピッチを濡らすほどの寒さにもかかわらずスタンドは観衆で埋め尽くされていた。
主役の選手はもちろんオレンジのユニフォーム。
寒さも和らぐかのようなあったかいカラー。
ふとスタンドを見渡すとダークな色。
観衆の大半が黒系のコートなんだよね。
これはいかんな~と感じてしまった。

ファッションショーのような服で...とは言わないまでも
黒いスタンドってにはいかにもAC長野にそぐわない。
以来、購入する服は極力ハデに。
原色系でハデハデが好き♪
というイカレオヤジになってしまいました(痛)


色って感情に影響すると思うのです。
AC長野の選手もスタンドがオレンジなど柑橘系なら
闘志もMAXで闘えると思うのです。
そうやって長野を少しでも変えていけたらと。

そんなワケで花が咲き乱れる季節は目の保養。
5月1日は須坂市の米子瀧山不動寺のご縁日。
昨日は山岳コースで下半身を思いっきり酷使したのだが、
本日も登り坂走りっ放しのポタリングに出たのであった。

まずは村山橋を渡り、一路臥竜公園へ。
高速道路下を横切り、しばらくすると直線登りコース。
扇状地帯なので緩やかな坂が延々と続く。
到着した臥竜公園は葉桜(泣)
露店のおじさんも店を解体して撤退している。
園内の人もまばら。
それでも交通整理しているからご苦労さんだ。

葉桜で色というものが無い(泣) 風が強い臥竜公園でした。

さっさと先を急いで臥竜公園から湯っくらんどへ。
さらに坂道が続く(汗)

それにしても今日は菅平から吹き降ろす風が容赦なく、
登り坂にアゲインストという最も辛いコンディション。
相当量の花粉を吸入したと思われる。

湯っくらんどまでがこれまた遠くて
挫けそうな気持ちを奮い起こす。
その手前のサークルKを左折すると
米子瀑布入り口。

さらに過酷な傾斜が眼前に広がる。
山々が目前に迫る頃、
米子瀑布と米子不動尊の分岐点。
進行左方向に黄色の一面が目に飛び込んできた。

柑橘系のカラーはいいな♪ 元気を得てさらに先へ!

米子川を渡るとまもなく目的地だ。
わずか30mほどの橋を渡るのだが、
軽井沢大橋を彷彿とさせる鉄条網が設置されていた。
橋上で網の隙間から下を覗くと渓谷が。
かなりの高低差でヤバかった。

こんなところに民家が!?
と思うほどの高地(標高690m)に田畑が広がり、
たくさんの人々が住んでいる様子。

昨年のご縁日は渋滞が起きるほどの
人出だったが今日は穏やか。
屋台が立ち並び、多すぎない人々が行き交う。


時刻は13時。
露店の大阪焼き(200円)を食してしばし里山の風景に酔いしれる。
青空に深緑の山々とサクラのコントラストが美しい。


Kuota Kharmaをジッと見つめるおじさん。
「あんた、自転車でここまできたんかね?」
「ええ。この景色見るためならなんてことないですよ」

ほんと、そんな気分にさせてくれるんだ。ここは。

米子瀧山不動寺は
日本三大不動尊の米子不動尊を祀る。
古くはかの上杉謙信公が
本尊不動明王を深く信仰したという。
実際には米子大瀑布の奥の院に祀る仏体なのだが、
里堂として毎月1日と15日護摩祈祷が行われている。

由緒ある縁起寺なので、
参拝客が遠方からやってくるらしい。

三毒煩悩を断ち切る階段 

 里堂本堂              弘法大師像

 菅谷不動尊ご分身

かりだ明神社

不動寺の参拝を終え、
参道から露店の立ち並ぶ道からは
米子山を背に見事な桜が目に入る。

これほどの山桜はめったに見れるもんじゃない。
背後の山の麓まで桜が植樹されている。壮観!

 さらに麓に近づいてKuota Kharmaと撮影。

 背後に米子山、前方に善光寺平と戸隠、飯縄、黒姫、妙高の山々。
しかしよく登ってきたなあ。

桜で森ができているかんじ。スゲぇ...

じっくり2時間滞在して自然を満喫♪
GWに来ても桜が見れるスポット。
長野に住んでいてよかったと思える瞬間だ。


やや暗い雲が空を覆い始めたので、
名残惜しいが退却することに。
帰り道はほとんど下り坂。

イッキに降りて臥竜公園まで。

と、アートパークへ寄ってみよう。

どうしても下のアングルから狙ってしまう(笑)

版画美術館の隣の古民家?に雛壇が。
須坂は雛壇の街だったね。
こうしてみると須坂も奥が深い街だな。

最後に村山橋にこんなモニュメントがあった。
何度も通っているのに気がつかなかった。


ものを大事にする街だね。

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