2012年4月30日月曜日

GW自転車旅

GWも前半が終わる。
京都日帰りバスツアー、
結婚式で二日を費やし、
三日目は本能の赴くままに
ペダルを漕ぐことにした。

あいにく快晴とは言えない
グズ付いた天気だが
南風で気温は高い。
南風の日は北へ向かうことにしている。
フォロー風で快適だから。


自宅から北へ向かう。
新幹線車両基地にはあさまが三両。
とりあえず皮切りに一枚。

車両基地から国道18号へ出る。
連休ではあるが通行量はさほど多くない。
南風に背中を押されるように
時速30kmで国道を飛ばす。

新幹線高架と交差する地点から先は登り坂。
クルマ通行量もグッと減る。
時刻は13時。
目的地を野尻湖に定め、ペダルを踏む。

飯綱町牟礼からの強烈な登り坂の途中には
桜が元気な姿を見せている。
遅れて今が見頃といったところ。


イッキに登り詰めたので一息。
田園風景を見渡せる
なかなかのロケーションであった。


ここまで来ただけで価値あったね♪
しかし今日は日頃の運動不足解消が狙い。
坂道走破で1,000kcal燃焼目指さねば。

国道18号の登坂車線を登りきると平坦に。
ちょうどいい具合にコンビニが見える。
しっかり水分とニコチン補給(笑)

Kuota Kharmaのような走り屋系自転車に乗る場合、
水滴みたいなメットに
目のやり場に困るようなピチピチパンツってのが
定番のようであるが、
決して自分はそのような
こっ恥ずかしいスタイルはしない主義。

こうしてコンビニに寄った場合や
JRで輪行した際に女子高生などに
冷ややか~な目で見られちゃうしね。
実際、知人は遠方で脚をケガしたときに
真夏のJRに水滴メット+サングラス、
白のピチピチパンツで乗り込み、
相当恥ずかしい思いしたらしい。
公開セクハラと言ってもいいかもしれない。

ま、ヨタ話しはともかく、
一休み後はさらに加速、
信濃町古間までやってくると
いまだに雪の山が!



雪の奥に見えるのは信濃町公民館古間支館。
明治時代の木造建築で旧古間尋常小学校。
レトロな雰囲気で近づいてみたが無人。
小林一雄という方の銅像が由緒を感じさせる。

北国街道古間宿から国道18号へ出て、
信越病院入り口を右折、
すると上信越道が見える。
しばらく並走後に高速を横切り、
いよいよ野尻湖が近づく。

野尻湖手前に神秘的な雰囲気漂う池。
釣りをしている親子が目に入ったので寄り道。
遠くに黒姫山と戸隠連峰を望む大きな池。
石碑があったので画像に収める。

一茶の句かな。

自転車旅は気楽だ。
目に入るもの、気になるもの、
なんでも撮影できちゃう。
今日も結果的に100枚以上撮影した。

ここから5分で野尻湖到着。
外人さんのエリアだ。
小奇麗で冬でもあったかそうなお宅が
とても景色にマッチしていたが撮影は控えた。

そのお宅の前で湖を撮影していると、
小学生くらいの子供が飛び出してきた。

おもちゃ代わりに一枚撮られちゃいました。

ここは遊泳場?
監視台にシャワー付き。

湖畔に満開のサクラ!うっすら陽が射してきた。

大勢の釣り人を掻き分けて遊歩道を歩く。

ボートで遊ぶ観光客も多数。
オヤジ一人で白鳥丸に乗ってみようかと思ったが、
ちょうど店じまいしてしまった。ホッ...^^

忙しくて花見できなかった人は野尻湖へ♪

なんと、16時まで滞在してしまった。
暗くなる前に帰宅せねば...

帰り道はクルマ多め。
サイドラインを目安にフルスロットルだ。
国道18号を南下していると、
北国街道落影の看板。
国道を外れ、落影集落へ入る。

ほんのわずかながら歴史の面影の集落。
途中の神社らしき入り口に見事なサクラ。

農家の納屋かな?古い!

サクラの奥に神社。
興味をそそられるが断念。

落影集落は1kmほどで終わり、
再び18号へ合流。

と、ここで牟礼のシダレ桜の存在を思い出して、
またもや18号から外れ、峠道を登る。

長野市民にはおなじみの
坂中峠ルートなのだが、
自転車で走破は初めての試みだ。
信濃町から牟礼への峠はかなりキツい(汗)

牟礼地区に着いた頃は夕暮れ。
飯綱町を見渡す田園風景美しい。


夕暮れでもところどころで寄り道。
まだ坂中峠越えが残っている。
シダレ見てたら真っ暗かなー。

断念して峠へ向かう。
またもや強烈な登り坂!
坂中トンネルまでは急勾配の上り坂。
するとトンネル手前の駐車場が賑わってる。
その奥には見事なサクラの巨木が。

これが
地蔵久保のオオヤマザクラ。
コヒガンほど赤くなく、
ソメイヨシノより紅色。
すでに陽が隠れて久しいので
鮮やかさがわからないが、
大勢の見物客がシャッターを切っている。


オオヤマサクラはなかなか見ないね。抜けるような青空だったらな~。
小高い丘に孤立しているので水はけが良くないのか、
樹齢130年にして保護のため木の周辺立ち入り禁止。

これはゼッタイに晴天の青い空に映えるよ。

さて、最後に見事なオオヤマサクラにお目にかかり、
大満足で坂中トンネルに突入。
下り坂のトンネルなので走行は楽なのだが、
道行くクルマの速度も半端ない。
どうみても80kmは出してるクルマがビュンビュン追い越すので
生きた心地がしませんでした(大汗)

トンネルを抜けると遠くに長野市街地の灯りが。
イッキに浅川まで駆け下りた。

走行距離67.4km
走行時間3.2時間
平均速度21km/h

久しぶりに満足度高い一日を過ごせたなあ。

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