現代人の生活にはインフラが不可欠。
東日本大震災や大雪による交通マヒで思い知る。
平時でも学生や高齢者には貴重な足である鉄道。
2012年3月31日
90年に渡り長野市民の足を担った
長野電鉄屋代線が消滅してしまった。
長野電鉄と共に生きてきた自分には大事件。
通学で遅刻が危ぶまれる日には、
踏み切りで待たされる時間にイラついた。
線路の横に住んでいた頃は、
通過列車の轟音で耳を覆うこともあった。
踏切事故で悲しい事件も耳にすることも。
街の鉄路が消え行く寂しさは例えようがない。
よくぞ90年間支えてくれたね。
大勢の人々が名残を惜しんでいた。
千曲川と平行で屋代から須坂へ。
いったい何人運んだのだろう。
この車窓を見る日はもうこない。
子供達もずっと憶えていてほしい。
駅舎は何も語ることなく...
静かな時を迎えた。
何世代もの鉄道員が慈しんだ線路も。
雨の日も雪の日も。
この景色を見続けた屋代線。
時代は流れる。雲のように。
俺たちはこの街に生かされていることを忘れちゃいけない。
俺たちが街を生かすことも忘れちゃいけない。ね♪
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