2012年9月18日火曜日

今日も山遊び

戦地長崎はたいへんなことになっていたらしい。
台風16号は本日長崎県に再接近、
長崎市内は海水で浸水するなど被害が拡がった。
風が大きく影響するサッカーにもまさに天敵。
しかしながら、開始時刻15時が幸いし、支障なく行われることになった。

長野市も朝から強い風。
高温+強風。


長野市北部にある三登山。
立ち並ぶテレビ塔が見慣れた風景だ。
この山の中腹を林道が横切っていることはあまり知られていない。


三登山の麓から見上げるテレビ塔。
山頂までのトレッキングコースはいくつかあるのだが、
北国街道田子地籍から登山を始めると途中に山千寺。
戦国時代に武田氏が建立したとされる名刹。

田子からわずかに三登山を登る。トレッキングコースが南北に横切る。
急坂なので息が上がる。三才~須坂方面を望む。

山千寺までは比較的広い舗装路。
平地がほとんどないにもかかわらず水田と民家が。
坂道はキツい。冬場はクルマが登れるのか?


山千寺の入り口に到達。
ここまで誰一人出会うことなく粛々と登る。
ちなみに時刻は15時過ぎ。
長崎では試合が始まったはずだ。

日当りがよいのか。リンゴも色づいてきた。

山千寺からの眺めは上々。
本堂は木々の生い茂る斜面にひっそりと建っていた。
三登山は思いのほか複雑な稜線のため平地からは見えない。


本堂(観音堂伽藍)は見上げるような崖に建ち、
長野市街地から東南方向を向いている。
境内から見下ろす位置に大きなシダレ桜。
しばし腰をおろして眺めを堪能する。


この地区の住民は毎日この景色で目覚めると思うと羨ましいような。
ホッと一息だが、自動販売機など無論存在しない。


シダレ桜から本堂(観音堂伽藍)を見上げる。
戦国時代の建立って木材をどうやって運んだのか?
15時過ぎの快晴なのだが山に遮られ、
すでに夕暮れの気配。


山千寺から登山道へ戻る。
まだまだ登り坂は続く。
トレッキングルートでもここは恰好の休憩場。
ほのかに泉の水音と思ったら水飲み場が。


不安なのでやめておいた。


山千寺からさらに坂を登る。
この道は自転車で登ることはできなかった。
長いし急だし水分枯渇状態につき。

まもなく林道三登山山麓線に合流。
道幅は広いが舗装は荒れている。

静かだ。
さすがに市街地の騒音は届かず木々の鳴る音。
風が木立をすり抜ける音。
ところが突然の平穏を乱すエンジン音。
時々4tトラックが通過するのでビックリ!


夕暮れ近い時刻のため、
トレッキングの人々も皆無。
ノンビリと林道を走る。

時折目に入るコース案内看板。
クマ出没!の看板に不安になる。


背の高い木立で長野市街地を仰ぎ見ることはできない。
ひたすら緑に囲まれる。
これほど緑に囲まれた経験は
昨年のアルウィン信州ダービーのバックスタンド以来だ。


道行く途中、人の痕跡に安心感を覚える。
いや、もしかしたらヒマワリが地面からパイプを通って咲いているのかもしれない。


こういうもてなしは嬉しい。
女性ハイカーが飾ってくれたのだろうか。

延々と林道が続く。
下界から見た限りではそれほどの長距離に思えない林道。
走ってみるとクネクネと曲がりながら登り降りを繰り返し、
なかなか走り甲斐のあるコース。


北国街道側から二の倉線へ向かう林道道中。
やっと視界が開ける。
長い林道でもこの場所だけの景色。
出口は近いぞ。


二の倉線に近い林道。
飯綱山が見えたら出口はすぐそこ。
唐突に林道は終わり、二の倉線にぶつかる。
ここからは下り一直線。

坂道を下り降りるスリル。
これがあるから山登りもやめられない。
林道三登山山麓線は舗装路なのだが、
未舗装路と言ってよいほど荒れているため、
ロードバイクは厳しいかもしれない。

よりスリルを求めるなら、
林道途中に蚊里田八幡宮へ抜けるトレッキングコースがある。
道無き道のようだがMTBで走るには程よい道程。
ただし、トレッキング客が歩いているので注意が必要。

長野市中心部から最も近い林道。
2時間あれば登って降りてくることができる。
林道からテレビ塔へ歩いてみるもよし。

ようやくありついた自動販売機で一息。
すかさずFUTBOL24でチェック。
長崎市の激闘は2-2のドローで終わったようだ。


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