2012年11月18日日曜日

名将の眠り

どんなに負けても笑顔。
いいの~?ってくらい強気な発言。
その裏には発展途上のチームへの深い愛着と
サッカーって面白いよ~♪
ってことを長野市民に教えてあげたい気持ちが込められてるんだね。
2年目のジンクスも見事に打ち破り、
JFL2年連続2位を達成。

今夜はゆっくり眠ってくれ。
薩さん。


4,127人の観客は今季最高入場者数。
いや、昨シーズンの信州ダービー以上だったかもしれない。
サッカーに関心を持つ長野市民がやっとこれだけ増えた。
長野市がスタジアム改修に向けてようやく動き出した。
後は我々が小さな灯火を大きく燃え上がらせなければならないね。


薩さんとの3年間は本当に一喜一憂。
北信越リーグで優勝、最激戦区と言われた地域決勝予選の高知。
カマタマーレ讃岐、福島ユナイテッド、さいたまSCとの死闘。
そして地域決勝大会の千葉市原。
奇しくも本日の対戦相手YSCCとのゲームで昇格を決めたんだっけ。


昇格したJFLには、
1年先じて昇格したツエーゲン金沢と松本山雅。
松本には天皇杯合わせて遂に1勝もできなかった。
しかし、初年度は松本を上回る順位を修める。
準優勝というこれ以上ない実績を残しつつも、
北信越時代からの好敵手にJ2昇格されてしまったことが
たまらなく悔しかったにちがいない。

どんなに結果を出しても選手とサポーターをJに連れて行くことができない。
目標に手が届かないことがわかっての闘い。
Jを目指すクラブとして辛すぎる現実との闘い。


ゴール裏のサポーターの人数を見てくれよ。
これだけの人々が来てくれるまでになったよ。
不思議だと思ったのは彼等、負けても明るいんだ。
長野の人間があれだけサッパリしてるとは思わなかった。
長野市内で二週間に一度4,000人が集うイベントなんて無いよ。
この事態を作った張本人が薩さん。


選手達と目線が一緒なんだね。
部活の延長みたいな。
もっと南長野でその姿を見続けたかった。
そうそう、
名蹴会の金田会長に一度薩さんを激励に来てくれと
お願いしといたのに実現できないな。
「あいつ、長野にいるの~?監督ぅ!?」ってビックリしてた。

いずれはJクラブを率いるときが来るだろうけど、
地域リーグからJFL昇格、2年連続JFL2位!
AC長野での経歴が披露されるのかな。


北風がビュービュー音立ててるメチャ寒な南長野だったけど、
最後の最後までもフラストレーションな試合内容だったけど、
今日の負け試合は誰も悲しんでなかったな。

いいじゃん、2年後に戻ってくれば。
薩さんを2年間修行に出すと思って今日の4,127人と一緒に待ってるよ。

オレンジの絆で繋がってるだろ?


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