2012年6月24日日曜日

Public Viewing in Toigo

スポーツの世界もIT化が進む。
長野市に居ながら滋賀県のゲームの応援ができるのだから。
茶の間のテレビではないよ。
なんと!Toigoの液晶ビジョンで中継なのだ。

そしてパブリックビューに相応しい相手、
昨年2戦2敗で優勝を献上した、
SAGAWA SHIGA FC

飛脚の如く速い縦の動き、
トラックの如く不動不沈の守り、
佐川急便の集配の如く正確なパス。
なにより彼等に関心するのは冷静な試合運びだ。

前期最終戦、
同時に行われるカマタマーレ讃岐とVファーレン長崎が
ドロー以下だった場合、
一気に首位に躍り出る可能性もある。
必ずしも絶好調でないAC長野。
難敵から初の勝ち点を奪うことができるか?

AC長野の勝利を信じるサポーターが続々と集結する。
ほどなくトイーゴ前はオレンジに染まってしまった。
強い陽射しでさらに熱気が高まる。

照り返しで体感温度30℃? 木陰に陣取るサポーター多し。

271インチ液晶ビジョンは正面から太陽を受けるが、
やや下方に傾いているため画質良好。
主催の有限会社ルーツの現地カメラも
ピッチ全体から選手のアップまで
ポイントとなるプレーはスローを駆使して
臨場感満点に伝えてくれる。

我々としては毎試合中継してほしいところだが、
アウェイバスツアーもあることだし
贅沢は言えないところだ。

こうして観衆を眺めていると、
老若男女、様々な人々が食い入るようにビジョンに視線を据えている。
暑さに堪えきれず、
露店の「パルウィンビア(500円)」を2度購入。
キリンマーケティングのオレンジ色のビールだ。

スタジアムと違い、狭いエリアに集結しているため、
顔見知りと出くわすことも多く、
喫煙所で会話中にAC長野が先制点!
樹木でビジョンが見えない!

 宿敵SAGAWA相手に先制点! 盛り上がる会場。

後半はSAGAWA SHIGAに決定的なシーンを作られるが、
GK諏訪の好セーブで危機を脱出。
解説の土橋氏によると、
とにかくデカい!
ので頼れるGKなのだろう。

いま少しサッカーの解説してもらいたかったってのが本音なのだが、
ジョークを交えての解説は場を和ませてくれた。

問題のアディショナルタイムも固い守りで凌ぎきり、
念願の勝ち点3を獲得!
まるで選手達がその場に居るかのように、
サポーターは興奮!
笑顔でイベントを終えることができてよかった。

1-0勝利に歓喜のサポーター!

すかさず土橋氏が携帯電話で監督を呼び出す。
勝利の直後の薩川監督が画面に。
勝利インタビュー携帯電話ってなかなか良い。
久々に監督の笑顔で締めくくることができたね。

ビジョンを通じてサポーターに手を振る薩川監督。

AC長野の試合終了と時を同じく、
Vファーレン長崎の試合が始まる。
こちらは長崎が手堅く勝利し、
JFL前半戦の首位の座を手にした。
惜しくも2位となったAC長野。

しかし、
後半戦に繋がる勝ちを手にしたはずだ。
最後に笑うのは俺たち、エーシー長野!


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