2013年2月11日月曜日

真冬の風物詩 ながの灯明まつり 2013

やってきました。
長野の冬の風物詩。
灯明祭2013


しかし人が多かった。
昨年の極寒に比べてやや気温は高い。
陽気の影響のあって二年詣りのような賑わい。


20時という時間にも関わらず次々とやってくる人人。
帰りの電車を気にする会話や
関西弁らしきご夫婦の感嘆の声やら
様々な地域からやって来てくれた様子。

こうして街が活気着くことは喜ばしい。
ぜひ来年はプロジェクターマッピングで本堂を
伽藍の世界に染め上げてもらいたい。


それにしても国宝善光寺は多彩な姿を魅せる。
先週は節分会で真昼の善光寺だったのだが、
ライトアップされた善光寺は荘厳な本堂はもちろん、
山門、仁王門、そして宿坊街もそれぞれが
工夫を凝らして来る者を楽しませてくれる。


ややこぢんまりとした宿坊へ立ち寄ると
気さくな若い坊様がもてなしてくれた。
寺の街を独自に表現したもてなし。


かつては善光寺商法などと揶揄された門前町だが、
長野五輪のホスピタリティ精神が少しづつ根付いている。
「もてなし」の心のない街は虚しい。
新幹線延伸を控えた長野市。
スポーツの分野でもホスピタリティ精神は大切にしたいものだ。


この宿坊のご本尊の写真許可が出たので
遠慮なく撮影させてもらった。


宿坊街から南下すると、
西の門で酒蔵の空間を発見。
これは...


長年この界隈を徘徊しているが新たな発見!
中庭をいくつもの蔵が囲んでいる。
繁華街のど真中にこのような空間があるとは。


そろそろ冷え切った身体よりも
心が温まる。


最後に中央通の灯明を見て回る。
すでに21時を回った。
徐々に灯明の火が消えていく。

空から白いものが舞ってきた。







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